経営理念

株式会社児玉電子は、昭和13年の創業以来、自動車部品、音響機器、福祉機器の開発や製造、そしてカメラやゲームなど日常の様々な場面で使用されている半導体デバイスやソフトウェアの開発と、約80年にわたり日本における「ものづくり」の現場で活躍してまいりました。

時代によって業界の趨勢、技術のトレンド、社会環境や世の価値観は大きく変化しますが、決して大企業ではない当社が生き残ってこれたのは、社員を大切にし、技術を通じて社会に貢献するという理念を大切にしてきたからだと自負しています。

当社では、かつて「視覚障害者誘導システム」という、目の見えない方々が安全に街中を歩行できるためのシステムを開発致しました(関連記事)。
社員の知人に目の不自由な方がいたこと、そして会社の所在地である埼玉県本庄市に、塙保己一(江戸時代の盲目の学者)という偉大な先人がいたことが開発のきっかけとなりました。

 

日常の中の小さなアイデアやひらめきを大事すること。

社員ひとりひとりが気持ちよく活躍できる場を整え、守ること。

技術を社会に役立てるという志を失わないこと。

これらを忘れなければ、たとえ時代や環境がどのように変化しても会社は存続し続けることができ、また存続する価値があると考えております。